※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2022年5月12、13日 に神奈川県横浜市内のスタジオにてBIKEFIT Leve2講習会を開催しました。前日までのLevel1ロードバイク編に引き続き開催しました。
大阪府 マーレドラート株式会社 今里自転車部 小谷さん
に参加して頂きました。
杉浦さんは既にLevel2のバイクフィッターです。復習とご自身のスキルアップのために参加して頂き、小谷さんは前回2021年11月にLevel1を受講されており、今回Level2資格取得のため参加頂きました。
依然コロナ禍ということもあり、中々開催のタイミングが難しかったのですが、ようやく感染者数の減少が確認されてきており、Level1に続きLevel2の募集することができました。
Level2はバイクフィッティングの基本となるBIKEFIT Level1の考え方に加え、より詳細なアセスメント評価方法、それに基づいたTTポジションの構成方法、骨盤の安定性について、適切なサドル選びなどを学びます。
いずれもベースとして、BIKEFIT Level1のロード編が知識が必要になります。
それに加え、バイクショップでは購入者に合ったバイクサイズ選びが重要になってきます。本当にカタログ通りのサイズで良いのか?ロードバイクのサイズ感とTTバイクのサイズ選びの違いなどをしっかり学びます。サイズ選びの失敗は、購入者の大きな損失になりますし、ショップとしての評判にも関わり非常に大きなファクターです。フィッティングバイクでフィッティングして、それからバイクを選ぶ、もうそんな時代なんです。
1日目となる12日の前半は米国BIKEFITのカリキュラム通り、サイクリストと骨盤の関係性、サドル選びを学びます。ロードバイクとTTポジションでは上半身の姿勢に大きな違いがあり、それに伴い骨盤とサドルとの関係性も異なってきます。TTポジションに対する理論と歴史、世界のポジショニングに関する構成方法を理解を深めて頂きます。
後半は身体アセスメントについて、より詳しく被験者の身体的特徴とペダリングの関係性を理解する方法を指導します。トライアスロンは、バイクの次にランニングが待っています。ランニングのパフォーマンスを出すためのショートクランクの採用理由などをしっかりと学んでいきます。
2日目は昨日のおさらいと、UCI、ITU、トライアスロンのポジションについての理解と、フィッティングを実践していきます。
小谷さんは長年のトライアスロン経験でバイクでの苦痛な点を正確に表現できるため、ポジション構成での変更と機材で改善させることができました。
またこれまでの概念がうまく整理できる方であるため、最新のTTフィット理論と感覚がご自身の走りに合うことも理解して頂けました。
杉浦さんは復習でもあるため、自身のTTポジショニング構成が理解できており、小谷さんにもフィッティング時の経験をアドバイスすることができ、良かったと思います。
お二人とも、集中力を切らさずしっかりと2日間講習についてきて頂き感謝しております。
依然コロナ禍です。この講習会のために私自身も健康に注意してきました。無事Level2講習が完了し本当に良かったです。
2日間お疲れさまでした!
サンメリット
アメリカ・BIKEFIT公認インストラクター
IBFI 国際バイクフィッティング協会 レベル4バイクフィッター
伏見 真希門(ふしみ まきと)

近年のTTポジションは空気抵抗学が採用され、チームカナダはその先端をいっています。英語圏のチームどんな工夫をしているのかなどを学びます。

BIKEFITの角度測定器「ゴニオメーター」を使用して各箇所を計測していきます。小谷さんが杉浦さんへフィッティングを行います。

まずはフィッティングバイクのセッティングから。完全にバイクを水平にすることろから。これができないと、実車への再現性が狂います。小谷さんが時間を掛けてセットします。

小谷さんのTTポジションを出す作業です。杉浦さんが行います。

無事2日間の講習が終了しました。小谷さん無事BIKEFITレベル2公認フィッターとなりました。 多くの知識が得られたと思います。お疲れさまでした!
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