※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2022年10月27、28日に福岡県久留米市にあるEnduranceLabさんのスタジオにてBIKEFIT Level2講習会を開催しました。
前日まで同スタジオでLevel1を開催しました。今回はLevel2ということで、ペダリングと骨盤の動きの関係性とタイムトライアル・トライアスロンポジションについての講習を行いました。
今回は
大阪府 LEE WONHOさん
岡山県 ベアーズサイクル 安部さん
福岡県 エンデュランス・ワークス 原田さん
に参加して頂きました。
LEEさんと原田さんは前日までのLevel1に続いての参加、安部さんは2018年にLevel1を受講されており、今回はLevel2資格取得のため参加頂きました。
Level2はバイクフィッティングの基本となるBIKEFIT Level1の考え方に加え、より詳細なアセスメント評価方法、それに基づいたTTポジションの構成方法、適切なサドル選びなどを学びます。
1日目となる27日はBIKEFIT Level1の復習をおこないました。またテキストを使いながらTTポジションに対する理論と、世界のポジショニングに関する構成方法を指導しました。
特に身体アセスメントについては、個々の可動域を正しく把握することにより、個々のペダリングの癖の予測をつけます。お客様の怪我予防のためにも、バイクフィッターは見立てをつけてフィッティングを行います。
計測ポイントについてもロードバイクとは違い、様々なポイントから観察します。
ロングのトライアスロンではエアロポジションを維持することが大切です。アグレッシブなポジションでも維持できなければ苦痛なだけで、バイクパートが終了する頃には疲れ果ててしまい、次のランパートでのパフォーマンスが落ちてしまいます。フォーム作りも指導し、ショップでのいわゆる「納品」時のベーシックなポジショニングから、大きく考え方を前進させたアドバンス的なポジションの作成方法を指導しました。
2日目は昨日のおさらいと、原田さん、LEEさんのバイクポジションをバイク選びから行い練習をして頂き、BIKEFITの基本である「真っすぐペダルを踏む」を踏まえたTTポジションについて学んで頂けたかと思います。
多くを学んで頂いた2日間だっかと思います。
今後の活動に役立てて頂ければ幸いです。
また会場を提供して頂いたEndurance Labの樋口様、本当にありがとうございました。
サンメリット
アメリカ・BIKEFIT公認インストラクター
IBFI 国際バイクフィッティング協会 レベル4バイクフィッター
伏見 真希門(ふしみ まきと)

トライアスロンでのサドルと骨盤の接点について伏見が解説します。

BIKEFIT Level1講習に加えアセスメントでは多角的な観察方法を取り入れます。原田さんのアセスメントを行う安部さん

被験者の安部さんの感覚と機材のマッチングを行います。ここからどんどん微調整をおこなっていきます。

LEEさんのバイク、Cerveloのフレーム寸法をフィッティングバイクで再現します。本当にサイズが合っているのか?を含めフィッティングを行ってベストなフレームサイズを割り出します。高額になりつつあるトライアスロンバイクにフレームサイズのミスは許されません!

エアロポジションでも正しくペダリングできるかを検証していきます。現在の原田さんにとって最もパフォーマンスが高いポジションとは?

骨盤の動きとエアロポジションについて学んだBIKEFIT Level2でした。本当にお疲れ様でした! 左より原田さん、LEEさん、安部さん 講師:伏見
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