※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2019年11月12日 に名古屋市名古屋駅そばのスタジオにてBIKEFIT Level1講習会を開催しました。
石川県 サイクルランドマスナガ 増永様
愛知県 CYKICKS 横山様
滋賀県 ジャイアントストア守山 新野様
当日は比較的天気の良い秋らしい一日でした。予定通り午前10時より講習会をスタートさせ、終了は午後8時過ぎとなりました。
午前は約2時間をかけてアメリカ・BIKEFITについて説明と、「真っ直ぐにペダルを踏む」というバイクフィッティングの基本について説明させて頂きました。
発達したテクノロジーを駆使したバイクフィッティングのメリットとデメリットについてに説明。「考え方」についても指導していきました。
午後からは実際に受講者様に被験者となって頂き、過去に受講経験がある新野さんも、積極的に意見しながら講習会を進行させて頂きました。
真っ直ぐにペダルを踏む-という動作については単純そうにみえて複雑な脚の動きであること、ポジションによる影響も大きいことを理解して頂きました。
そこで効率的なバイクフィッティングを行う上で、BIKEFITの計測器「ゴニオメーター」と足底内反/外反測定器「FFMD」の使用方法、評価方法としてのレーザー機器の使用方法を指導していきました。評価方法として大切なマーキングポイントについては、フィッティングをする上で正確性を求められるので、繰り返し練習して頂きました。
BIKEFITのクリートウェッジやITSウェッジ、そしてレッグレングスシムの形状の特性や適切な使用方法を指導しながら、3名の受講者様が被験者としてBIKEFITの基本ポジションを体験して頂きました。
今回はバイクフィッターとしてできることをしっかりと覚えて頂き、スタッフなどで練習してからサービスに繋げて頂きたいものです。どのレベルのサイクリストでも共通する「真っすぐペダルを踏む」事の重要性を理解し、そのために何がバイクフィッターとして行えるかを常に考えながら今後のサービスに活かせて頂ければ幸いです。
サンメリット
アメリカ・BIKEFIT公認インストラクター
IBFI 国際バイクフィッティング協会 レベル4バイクフィッター
伏見 真希門(ふしみ まきと)

大多数の人間の足裏には傾斜(カント)がついています。前足部なのか?、かかとなのか?あるいは足首からなのか?正確に評価する必要があります。BIKEFITの計測器「FFMD」を使用して増永さんの足底をチェックする新野さん

BIKEFITのクリートウェッジ取り付け練習。個別な設定方法が必要になります。それにより正しく円軌道を描く、故障リスクを減らしたペダリングを実現していきます。

どこを評価して、ライダーの問題点を解決していくか?BIKEFITでは様々なケースを指導します。

正面からあるいは背後から観察します。バイクフィッティングはライダーの側面だけとは限りません。

サドルの高さは「ゴニオメーター」を使用して評価します。

上半身のポジションもライダーの身体的特徴も考慮して決定しなくてはいけません。肘も少し余裕がある曲がり具合が必要です。

スムーズなバイクフィッティングを行うためには、フィッティングバイクが大活躍します。フレームスタック&リーチ値を再現でき、ステム長&角度調整、クランク長の調整、スムーズなサドル交換、サドル形状を自由に設定できる「BIKEFIT Biサドル」。フィッティング時間の短縮は最重要課題です。サンメリットが取り扱う「KINEX」 フィッティングバイクはその期待に応えます。今回の講習でも滞りなく進行でき大活躍でした。

今回の受講者様 左より横山さん、新野さん、講師:伏見、増永さん お疲れ様でした!
この記事へのコメントはありません。