※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2019年10月17、18日の2日間の日程で福岡県久留米市にあるEnduranceLabさんのスタジオにてBIKEFIT Level2講習会を開催しました。
昨日は同施設でLevel1 ロードバイク編を行い、Level2も続けて開催させて頂きました。
どんどん理論も改善されており、BIKEFITも従来の考え方+新情報を加えながら講習しております。
今回は
福岡県 エンデュランスラボ 樋口さん
福岡県 日本トライアスロン連合(AXIS HAWK) 内藤さん
福岡県 Lifxc 大塚さん
大分県 新地さん(トレーナー)
に参加していただきました。
トライアスロンバイクは基本姿勢がロードバイクと大きく違い、それに伴いバイクサイズもロードバイク基準でのバイク選定だとサイズ違いという問題が発生します。アームパッド/エアロバーの追加調整項目、そしてサドル選びなど、ライダーにベストな機材選びをポジションから提案できるようになって頂きたいものです。
今回はスポーツトレーナーの方々が参加されましたので、身体の動きについての説明についてはスムーズに理解して頂けたかと思います。
ただバイクショップさんとは違い、機材についての取り扱いについて時間を割いて指導していきました。
1日目は、昨日のLevel1のおさらいと、ロードバイクの乗車バランスの問題について理解と、評価方法を説明。サドル選びについての重要性と選定方法を指導していきました。特に女性のサドル選びについては深刻な問題であり、男性スタッフに相談し辛い問題でもあります。本来は女性のバイクフィッターが育てば理想なのですが、世界を見渡してもその願いはまだまだ叶えられていない状況です。そのため、男性バイクフィッターが多くの知識を持つ必要があります。ロードバイクでの姿勢とトライアスロンでの姿勢の違いとそれに伴うサドル選びについて多くの時間を使い説明させて頂きました。サドルの安定性の評価方法と、BIKEFITのポジション形成方法を基本とし、実践練習していきました。
2日目は前日の復習と、バイクフィッティング方法を参加者をそれぞれ被験者として実践的に練習しました。
また近年のクリートセッティングとその根拠、フォーム作り、骨盤の動きについて学んで頂きました。
Level1&2を続けて学んで頂いた3日間でしたが、皆様疲れを見せず講習に参加して頂きました。
また九州で初めての講習会を開催させて頂き、九州のスポーツバイク&トライアスロン熱がさらに高まれば嬉しい限りです。今回はコーチやトレーナーに受講して頂いた事で、スポーツバイクの普及と競技者のレベルが高くなることを期待しております。
サンメリット
アメリカ・BIKEFIT公認インストラクター
IBFI 国際バイクフィッティング協会 レベル4バイクフィッター
伏見 真希門(ふしみ まきと)

ロードバイクとTTバイクのポジションの違い、基本値について、BIKEFITの計測器「ゴニオメーター」で計測練習します。

身体アセスメントの評価方法を学びます。

サドル高やサドル上の安定性を評価しています。どう対策するかが大切です。

フィッティングバイク「KINEX」で出したポジションデータを正確に記録します。

内藤さんのサドル高をチェックする新地さん

クリート位置を修正します

レーザー光を照射してエアロポジションでのペダリングを評価します。ロードバイクとは違い、前傾が強い姿勢ではより真っ直ぐに踏むことが難しくなります。

レーザー光を背後から照射して動きをチェックします

フォーム作りも学びます

今回Le vel2の受講者様 左より大塚さん、樋口さん、内藤さん、講師:伏見、新地さん
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