※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2019年10月11日 に神奈川県川崎市にある東横イン川崎駅前市役所通にてBIKEFIT Level1講習会を開催しました。
翌日に台風19号が接近する前日となり、開催が危ぶまれましたが無事開催することができました。
今回は
埼玉県 スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ 鈴木さん
宮城県 内金崎自転車商会 内金崎さん
に参加していただきました。
すでにお二方ともBIKEFIT講習を受講していますので、今回は復習はそこそこにアップデートされた内容や、海外でのバイクフィッティングの評価方法などを覚えて頂きました。
・前後重量配分と重心バランスについての関係性の評価方法
・適切なサドル選定と評価方法
について講習会の後半を費やして行いました。
鈴木さんは、BGフィットを自身のショップ内サービスとして展開しており、復習についてもスムーズに行っていただけました。
内金崎さんは、2015年の受講以来ブランクがあるものの、フィッティング工程など私も驚く程、ほぼしっかりと記憶されておりました。

フィッティングバイク「KINEX」を使用してスムーズにバイクフィッティングの復習を行います。ゴニオメーターで膝関節の開き具合をチェックする内金崎さん

スムーズなクリートセッティングを披露する内金崎さん

色々な評価方法を学びます。
さてバイクフィッティングでサドル前後についての基準については、伝統の設定方法「膝とペダルとの垂線位置」というのがあります。
これですね。
合理的でありそうで矛盾があるこの基準について、突き詰めて検証することを行いました。
従来というより、伝統的にこの位置が乗車時の重心だと教えられてきましたが、はたしてそうなのかどうか?どの辺りが適切か、適切な評価方法は??
人間にはいろいろな体型があります。はたして伝統のサドル設定位置で本当に快適に乗れるのでしょうか?
さまざまな体型に対して適したグリップ位置やサドル位置、またサドル選定。お客様の悩みにバイクフィッターは的確に説明し応えていかなければいけません。
講習会ではこのような疑問について、的確にお客様へアドバイスできるようにプロを指導しています。
無事講習会は終了し、受講証をお渡ししました。左より内金崎さん。講師:伏見、鈴木さん
ワンステップ上の知識を得たことで、さらに高品質なサービスをお客様に提供できるかと思います。
お疲れさまでした!
サンメリット
アメリカ・BIKEFIT公認インストラクター
IBFI 国際バイクフィッティング協会 レベル4バイクフィッター
伏見 真希門(ふしみ まきと)