※ BIKEFIT講習会のブログは2018年11月よりこちらへ変更させて頂きました。よろしくお願いします。それ以前の講習会はAmebaブログにあります。→リンク
2019年5月22日 に神奈川県川崎市にある東横イン川崎駅前市役所通にて開催しました。
今回は埼玉県川越市のスポーツバイクファクトリー北浦和スズキより野津様、東京都より国立スポーツ科学センターのアスレティックトレーナーの釈迦野様が参加されました。
午前中はスライド映像を使い、BIKEFITのバイクフィッティング理論を中心に海外のフィッティングの考え方について説明。
午後からは双方のフィッティングをBIKEFITの理論で指導していく形式で実践講習を行いました。BIKEFITの角度計「ゴニオメーター」、足底内反/外反測定器「FFMD」、クリートウェッジやITSウェッジなど足カント角調整製品そしてレーザー機器などを使用して作業を進めます。
どのレベルのサイクリストでも共通する「真っすぐペダルを踏む」事の重要性を理解しながら、フィードバックを尊重して工程を進めます。人間工学的に無理のない基本的なポジションの提案方法を学んで頂きました。午後7時までしっかり学んで頂いて無事講習は終了しました。

BIKEFITの足底外反/内反測定器「FFMD」を使用して足底前足部の傾きを正しく計測します。
クリートウェッジ®の使用量を決定します。
シューズにBIKEFIT流のマーキングをしていきます。
釈迦野さんがホワイトボードに野津さんのデータを書き込んでいきます。お客様の情報はバイクフィッティングを行う上で非常に重要です。
バイクのコックピット前方といえば、ハンドル周りです。BIKEFITのステム調整器「ステムサイザー」を使用して効率的にジャストサイズのステムを決定します。
バイク後方からの観察も行います。釈迦野さんが野津さんのクリートをチェックしています。
パフォーマンス向上とは?というあいまいな言葉について、BIKEFITの理論ではどのようなアプローチをしているのかをしっかりと理解して頂けたかと思います。スポーツバイクを取り扱う上で必要な基本的なフィッティングの知識を身に着けて頂けたかと思います。それらは是非活用して頂ければと思います。 独自理論ではなく、世界標準の知識を学び大切なお客様へ適切な応対ができれば、信頼度は高くなるでしょう。
サンメリットの伏見によるBIKEFIT講習会は、世界標準のバイクフィッティング技法であるアメリカ・BIKE FIT SYSTEMS社の基本理論をわかりやすく指導しております。モーションキャプチャカメラなど、ますますバイクフィッティング機器が進化する中、基本的な知識を学ぶことは大切です。伏見はデジタルとアナログ両方の利点を熟知しております。知識の礎となるバイクフィッティング理論を販売店様あるいはスタッフ様が学ぶことにより、標準的な考察と、偏りのないサービスをお客様へ提供することが可能になります。それによるお客様からの信頼関係の向上と更なる集客へ繋げる事が見込めます。
現在BIKE FIT講習会は遠方からの交通アクセスも良い神奈川県川崎市で行っております。羽田空港から電車で約30分、新幹線でお越しの場合もJR品川駅から東海道線で1駅です。またホテル会議室での開催のため前泊可能です。
今回も忙しい中ご参加頂きありがとうございました。
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今回の受講者様 手前:左より野津様、釈迦野様 講師:伏見